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平成29年1月26日(木)『水土里の資源を次世代へ』をテーマに県内の活動組織関係者約450名を集め、大分市コンパルホールにて大分県農業・農村多面的機能支払シンポジウム2016を開催しました。
開会に当り、同協議会会長である水土里ネット大分義経賢二会長が、「多面的機能支払交付金は法制化され、国民からも農村が持つ多面的機能が認められたと感じている。今後も地域の農地、農業用施設、農村環境保全のため、活動の充実や取組組織の拡大を目指し、事務の簡素化や広域組織の設立を推進していきたい。また、そのために必要な予算確保に向けて国等に要望していきたい。」とあいさつを述べた。
また、来賓あいさつでは大分県太田豊彦副知事、九州農政局堀畑農村振興部長よりそれぞれ祝辞が述べられた。
その後、昨年度の活動組織731組織の中から優良活動組織として選定された5活動組織の表彰が行われ、それぞれの活動組織から10分程度の事例報告がなされた。また、引き続き行われたパネルディスカッションでは、大分県日本型直接支払検討委員長の山岸治男日本文理大学教授をコーディネーターとし、またパネラーには九州農政局、大分県、熊本県山鹿市広域運営委員会、並びに由布市内広域組織、国東市、杵築市、竹田市の関係者7名を迎え、「農業農村保全活動の継続と活動組織の広域化」の題目で地域の課題や解決に向けた将来像等について討論した。
日時:平成29年1月26日(木)13:30~
場所:コンパルホール1F 文化ホール
内容:平成28年度優良活動組織表彰
優良活動組織事例発表
・新庄資源保全組織(杵築市)
・松岡活動組織(大分市)
・鹿口・上鹿口農地・水保全会(竹田市)
・諸留地域資源保全組合(日田市)
・岩崎農地水環境保全組合(宇佐市)
広域化の先進地事例紹介
熊本県山鹿地域広域協定運営委員会
パネルディスカッション
「農業農村保全活動の継続と活動組織の広域化」
□開会式
義経協議会会長主催者あいさつ
大田副知事来賓あいさつ
□優良活動組織表彰
優良組織表彰式
優良組織記念撮影
□優良事例発表
岩崎農地水環境保全組合
新庄資源保全組織
松岡活動組織
鹿口・上鹿口農地・水保全会織
諸留地域資源保全組合
□広域化の先進地事例紹介
山鹿地域広域協定運営委員会
事務局 古家公晴さん
山鹿地域広域協定運営委員会
事務局 古家公晴さん
□パネルディスカッション
□シンポジウム状況
パネル展示
会場
【大分県農業・農村多面的機能支払シンポジウムの目的】
本事業は地域共同で行う農地や農業用施設の保全活動や農村環境保全活動を支援しています。そのため、本年度優良組織となった、先進的な活動事例の情報を共有し、農村の活性化や県内活動組織の取組への意識向上を図るとともに、近年増加する異常気象時に対する本交付金の対応等、円滑に進めていける事を目的でシンポジウムを開催しました。